2011年05月18日

送付した「意見と要望」

 遅ればせながら、5月10日に大学側から届いた「回答書」に対して、仲間たちの「意見と要望」をとりまとめ、ようやく今日の夕方、学長に宛てて送付することができた。賛同者が増えていることにご注目!

iken.pdf

 決して一人だとこういう文章にはならない。その意味で、多くの人が集まって何かをやることの意味というものを再認識する機会であった。そして、そんな仲間に恵まれたことを、本当に幸せだと思っている。

 さて、今日は、福島市内で汚染土の除去や汚染物質の除去についてモデルケースを作って、それを広く住民たちの手で実行しようとする取り組みに参加してきた。チェルノブイリ事故時の基準で言えば、福島市はもちろん、東京でも高濃度汚染区域に当たるそうで、早急(梅雨前)に手を打つ必要があるということであった。行政や事業主の対応を待っていては取り返しのつかないことになる恐れがある。
 この活動のリーダーは、「究極の目標は、原発事故以前の数値に戻すことだが、1mSv/年まで下げられればいい」と語っている。困難な途だが、試験的な取組が成果をあげれば、除染に向けた活動が大きく動くようにも思う。梅雨前に活動が軌道に乗ることを願ってやまない(他方、福島市は、一斉清掃を梅雨明けまで延期するよう求めている)。
http://bousai.city.fukushima.fukushima.jp/info/h23-jishin/sonota/isseiseisou.html/view

 放射線測定のためのNPOも調査に参加していた。その方(測定のプロフェッショナル)からは、「学生グループに、測定器を数台貸し出すので、定点観測を協力してもらえないか」という依頼があった。放射性物質の分布には濃淡があるが、そのホット・スポットと呼ばれる高濃度の汚染箇所を見つけることや、町内会・自治会ごとの汚染地図のようなきめの細かい調査を実施する戦力が必要だという。もちろん、作業は安全第一で進めることが大切で、そのためのノウハウの伝授もしたいと語っていた。

 「どういうスタンスで事態に臨むか」ということが、行動を大きく方向付ける。私自身は右顧左眄して足がすくむタイプだが、「少しでも放射線を減らすためにやれることをやだけだ。ほかに何がある?」と聞かれれば、返す言葉はない。ことは時間との戦いでもある。試行錯誤しながら進むことにした。

 それにしても、同じようなことを考えている仲間が案外多いというのは、意外な発見であった。
posted by あるじ at 02:07| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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